布団から発信

布団の中で適当に書きます

BUMP OF CHICKEN SilverJubilee DAY1

およそ2年8ヶ月ぶりのBUMP OF CHICKENの有観客ライブ初日に行って参りました。

レポというような立派なものではないし、自分の感想を残しておきたいだけなので乱文です!!!ちゃんとしたレポならナタリー等にありますのでそちらを…


本当〜〜〜〜に今回チケットが当たらず…いや毎回当たらなくてもTwitterでチケット余ってる方探して行かせて頂いて貰ったりして自力で行った公演と譲って貰った公演五分五分くらいなんですけど…今回ばかりは本当に最後まで当たらないんじゃないかってくらい当たらず、ただの運だとは思いつつもBUMPに会える資格ないんだなーとか、わたしはBUMPを必要としているけど別にBUMPからは必要とされてないんだもんな………と落ち込み散らかしていたのですけど、頼める人には頼んでおくか!と最後の最後だけ申し込んでもらった人に当てて頂いたので感無量🙏半年以上チケットないのに苦しみ続けていたので本当に救われた。


前置きが長すぎる、ここから当日です。

海浜幕張の駅にはBUMPファンが溢れかえっていて、この光景だけで少し泣きそうになるんだけど久しぶり過ぎてなかなか実感が湧かず…

入場し、Cブロック後方なのでステージは全く見えないけどこの空間にいられる事が幸せなので何も言うまい…開演前は毎回撮影禁止だし、撮影禁止のアナウンスがあるにも関わらずステージを撮ってる人が居るのに若干もやっとしつつもあまり周囲を気にしてライブ楽しめなくなるのは勘弁なのでひたすら時計を見て開演までそわそわし続ける。BUMPのライブ、毎回開演押すよなー18時10分くらいには始まるかなあなんて思いつつ、15分以上押してやっと照明が落ちる。20周年記念ライブの時と同じSEが流れ、ステージは見えないもののスクリーンでメンバーの存在を確認する。配布されたピクスモブが青一面に光ったところでようやくBUMPのライブに来たんだなあという実感と、ここにいられて良かったと思えて自然と涙が溢れ出る。

久しぶりのBUMP OF CHICKENが演奏する音、身体に伝わってくる振動全てが愛おしいし、始まった瞬間から終わりを考えてしまいもう少し悲しい。1曲目の『アカシア』の合間で藤原基央が自然と漏れてしまったかのような声のトーンで「やっと会えた」と呟いてまた泣いた。ずっと会いたいと思ってたのは私たちの方だよ!って気持ちだけど、そんなこと言われたら両想いじゃんねえ…その後は声援の代わりに精一杯右腕を挙げて拍手をするのみ。最近やってるフォールガイズのエモートですら4種類はあるのに。

2曲目の『Hello, world!』では配信ライブの時と同じタイミングで藤原基央の「こんばんは!BUMP OF CHICKENです!」が来てみんな叫びたい気持ちを抑えながら拍手してたな…

ラスサビで「ハローどうも"君は"ここ」と歌詞変えしていて20周年記念ライブで『R.I.P』聴いた時と同じような気持ちになったな〜

3曲目での『天体観測』では「今も1人追いかけている」は藤くんが歌うのかな、と思っていたら歌わないまま空白にしていたところにとてつもない愛を感じていたら、その後のMCで藤くんが「世の中がこういう状況になっちゃう前、君たちが歌ってくれていた部分はそのままにしておこうと思います。学校の友達が休んでしまって、空席を『早く来ないかな』と見るような気持ちでさ。間違えて歌っちゃう時もあるかもしないけど、その時は俺がその席に間違えて座っちゃったようなもんだと思って」と笑った後に「まあ休んでる訳じゃなくて、みんな目の前に居るんだけど」というような事を言っていてそういうところがとてつもなく好きなんですよね。

4曲目『なないろ』とってもピクスモブがきれいなので上からの景色も見たいなあ…幕張はアリーナのみだけど、別の会場でアリーナにはアリーナの、スタンド席にはスタンド席の良さがあるのよね。

5曲目『宇宙飛行士への手紙』で久しぶりに藤原基央トリケラトプスが観られたのでウレシ〜Twitterで見かけたけど、宇宙飛行士の野口さんも招待?されてたみたい。

その後藤くんMCで『BUMP OF CHICKEN25周年です。26周年になっちゃったけどこの看板(ステージ後方のエンブレムを指差しながら)を一緒に祝って下さい。」と言った後にメンバー紹介。今回はチャマじゃなくて全部藤くんがMC回してたわね。

まずチャマが「ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。精一杯演奏で返していきたいとと思っています。」と深々とお辞儀。なかなか鳴り止まない拍手が声は出せなくても「おかえり」と言っているようで良かったなあ…あの頃の地獄のようなポンツカを思い出すとメンバーにどれだけ辛い思いをさせたんだろうとしんどくなるし、100パーセント以前と同じ気持ちでステージの上のチャマを見るのは難しいけれど、少しずつ自分の中で消化するしかないし、今ステージに立っているベーシストがチャマで良かったと思う。BUMP OF CHICKENで居てくれて本当によかった、とまた泣く。

少ししんみりした雰囲気の中ヒロが「こんにちは〜」と手を振ると会場の空気が緩み、軽く笑いが起こる。挨拶だけで空気を変える男増川弘明愛おしいね…「久しぶりにステージに立つのでステージに立った瞬間泣いちゃうかな、と思ったら意外と大丈夫でした」と言っていて大丈夫なんか〜いとなった

ヒデちゃんは「ありがとう〜〜〜!」とかわいい笑顔で一言聞けたのでうれし〜

ボーカルギター藤原基央は自分で言ったんだっけ、その辺の記憶は曖昧…

藤原基央が「今から何曲かすげえ暗いです、ついてきてください」と言うとBUMPの暗い曲が好きなので何やるんだろうと期待値が高まる。

ライブで聴きなれないアルペジオで直ぐに『arrows』だと分かり声が漏れ出そうになるのを抑える。レコ発ツアー以来みたいだから最後にやったのってわたしが中学生だった頃では…この日聴けて一番嬉しかった曲かも。歌詞の中の「どこから来たの」と言う歌詞を尋ねるように歌ったり、ライブでしか聴けないメロディのアレンジだけでグッと来るんだけど2番のサビで「一緒にここから離れよう」の後に「そばに居て」と歌っていて、宇宙飛行士と同様リスナーへのラブソングのように思えて嬉しかったな…

その後はSmall world、銀河鉄道とゆったりした曲が続いて『リトルブレイバー』はaurora arkツアーでもやってたけどわたしが行った公演ではやってなかったので聴いたの高校生以来だよ…その後突然の激しくダークなイントロ、これは乗車券では…ざわ…と思ってたら本当に乗車券だした。なんか雰囲気で分かるけどキャラバンも一瞬期待しちゃったよ〜!乗車券ライブで初めて聴けて嬉しかったんだけど、荒々しい曲もっとライブで歌って欲しいな〜!『DANNY』とかもう全然やらなくなってしまったしな…シャウト藤原かっこよすぎるんよ…その後の『Aurora』後のMCで藤くんが「後数曲で終わっちゃう(しばし沈黙)『え〜』って言いたいところだよね』って言ってて全力で頷いた。

その後の『ray』の「寂しくなんてなかったよちゃんと寂しくなれたから」の歌詞、久々にBUMPに会えたから余計沁みる〜!クゥ〜〜〜!!となってたな。その後の『オンリーロンリーグローリー』『メーデー』はヒデちゃんのターン!って感じで良かったな〜スクリーンに抜かれるのやっぱ藤くんが多かったかなって感じだし。その後アンコールで藤原基央が「古い曲も色々やったけど新しい曲も聴いて欲しいです」と言うようなことを言ってから『クロノスタシス』演奏したんだけど、その後に「Small worldより前に書いた曲なんだけど…まだ未発表の曲やります」と突然の新曲。ファイナルで新曲発表しがちだし今日がほんとのほんとに初披露だから嬉しかったな…曲名は後で分かったけど『木漏れ日と一緒に』ってBUMPでは珍しい感じの曲名だな〜

メロディーは全然思い出せないし聞き取れない歌詞もあったけど、日常生活的な描写と「もう少し頑張れるかな」みたいな歌詞は覚えてる…コロナ禍で出来た曲って印象だったわね。

「結成記念日だからやろう!ってなる曲やろうと思います。かなり歴史が古い曲…BUMP OF CHICKENのテーマ」と言って演奏を始めるけどヒデちゃんがドラムの入りをミスり「26年やってるとこういうこともあります!」と笑っていてア〜BUMP OF CHICKEN…となっていた…

最後のMCで藤原基央が「25周年のライブだけど実際もう26年やっています。27年、28年と僕たちは音楽をやっていきたいです。未来のこととかあんまり考えてこなかったです。でも、君たちが見せてくれる未来があります。僕が曲を書けばこの曲はいつか未来に君の耳に届くんだという未来を君たちが25年かけて僕に教えてくれました。その教えてくれた事は僕の25年やってきた中での大切な宝物みたいな経験値です。本当にどうもありがとう。これからもよろしくお願いします。」

と言っていて、前には「君たちが聴いてくれて初めて音楽になる、聴いてくれてありがとう」と言っていた時もあるし、私たちがありがとうなのだが?!と思っているのにいつも「ありがとう」と言ってくれる男、藤原基央

最後にやっぱり私達の身体を気遣うような言葉を言って(風邪引くなとか風呂入ってとか)「おやすみ!」と言ってステージから去っていって、あ〜ライブ終わってしまったんだな…と寂しさが押し寄せてくる。ロッキンでも会えるけど記念日のお祝いは終わってしまったんだよ…

ライブが終わってしまってもこれからもわたしの生活にBUMPの音楽はあり続けるし、この日もまたBUMPをもっと好きになった1日でした。